2022-05-22
工場や寮などで作業着などを大量に洗うところとか、タオルを多く使う美容院などでは今でも2槽式でないと不便だと変わらぬ需要があるようだ。確かにこっちのほうが結果として水も洗剤も無駄がないし早くてリーズナブルであろう。
ならば、中古品でもあちこち探せば、きっとみつかるとも思えた。しかしその前に、まずは近くの大手家電量販店に行って、それが現物として売られているかの確認である。
駅前のk電気とY電気の二店に行って洗濯機売り場を回ってみた。わずかだが、確かに昔ながらの2槽式のもはじっこのほうに数台は並んでいた。
ただ、日立製のを除けば、あとは、中国のハイアール社以外は聞いたこともないメーカーで、値段は安くても修理や保証のことを思うと信頼性に欠けた。まあ、日立製といっても機械そのものは中国生産だろうし、要するにメーカー自体が「国産」かどうかの違いでしかないが。
こうしてAmazonなどのネット通販も含めていろいろ調べてわかったことは、2槽式洗濯機を今でも販売している国産メーカーは、唯一日立だけであり、まったく昔ながらのネーミングのまま、「青空」という機種を洗濯容量が違うタイプをそれぞれほそぼそと生産、販売していることが判明した。残念なことに他の日本家電メーカーはこうした旧い機種から全て撤退してしまっていたのだ。
さすが白物家電の雄、日立である。実に奇特だとしか言いようがない。我は株はやらないが投資家ならば迷うことなく日立の株を買おうと思った。
※その洗濯機を家に運び入れ、腰が痛いので、いったん休憩して続きを書きます。
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