明後日1/12日、谷保かけこみ亭「語り歌の継承」、ゲスト太田三造!
2020-01-10


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★館野公一と太田三造、同じ河の水を飲んだとても近しい二人での70回目の「語り歌」!!

 ネイティヴ・インディアン的に言えば、館野公一と太田三造という二人のシンガーは、同じ一族に生まれ、ほぼ同じ時代を生き、同じ河の水を飲んだ、ブラザー、つまり義兄弟のように思える。

 じっさい館野的に言えば「語り歌」、つまり「バラッド」と呼ばれるストーリー性のある「物語り」のうた、あるいはトピカルソングやマーダーソングという、事件や事故など時事的なことを唄ったうた等、そうした長めのうたを、若き日から何十年も唄い続けているこの二人のスタイルはとても近しいと思うのは我マスダだけではないだろう。

 その二人がついに、かけこみ亭で初の顔合わせのコンサートを行う。
 考えてみれば、拙宅無頼庵や我が企画したイベントでは常に同席している二人であるが、きちんと「コンサート」として企画されたことは何故か今まで一度もなかった。
 ある意味、長年生き別れていた義兄弟がついに出会えたという感すら覚える。いや、お互い気づかないで付き合っていたが、実は片親が同じだったという「偶然」がやっと発覚したとでもいうべきか。
 この奇跡の初顔合わせ、見逃してはならない。二人をとりもった者としても何をさておき駆けつけて応援したいと思っている。
 折しもこの連続コンサートは、70回目の記念すべき節目を迎える。真に「語り歌の継承」と呼ぶのに相応しいゲストを迎えることとなった。

 音楽という大河には多くの支流があり、皆その河に注いだり、またそこから別れて新たな流れをいくつもつくっている。ひとつだけははっきりしていることは、この二人は、同じか、かなり近しい川の水を飲んだということだ。高石友也や中川五郎氏も然り。それはアメリカのフォークソングという川のことだ。
 我はこの人たちを羨ましく思う。遅れてきた者には訪れたとき、川の水はもうだいぶ枯れて底が見えていたのだから。

★1月12日(日)語り歌の継承vol.70@谷保かけこみ亭
館野公一 ゲスト:太田三造 17:00pm 1500円(予約1300円)
谷保かけこみ亭 南武線谷保駅北口徒歩3分 TEL042-574-3602
[URL]
 
 「これまで1、2曲しか聞いたことがなかった太田さん、先日のじみへんでまとめて聞いて驚きました。音楽的な下地も、バラッド的なスタイルも自分にとても近いのでした。すかさずゲストをお願いして今回の語り歌となりました。ご期待を!※今回は日曜の夜開催です」館野談。
[ライブ情報]

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