西荻のみ亭AID、まずは7月16日に。どうか一人でも多くのご参加を。
2017-06-21


★出過ぎたことだと承知のうえで

 実はこのところ体調はもう一つで、腰痛も頭痛、ふらつきも続いているのだが、積極的に外に出ては人と会い、あれこれこれからについて相談密議を重ねている。
 日曜も出かけたし、日付は変わったが今日火曜も西荻まで出た。用件は、西荻の「のみ亭」マスター、やっちゃん支援のチャリティライブについてで、その日付と出演者が今日早くも決まった。
 日時は、来月7月16日の日曜で、出演は、さこ大介と館野公一という、我にとっていちばん気心知れた真に敬愛する実力派シンガーである。時間は午後6時半スタートで遅くとも9時には終えて店は閉める。

 西荻窪南口から歩いて数分のところにある「のみ亭」という店をご存知ない方には何も関係ないことだが、もし少しでもお時間あらば以下我が拙いブログをぜひともお読み頂きたい。

 その店は、店主の「やっちゃん」が一人で切り盛りしている居酒屋のような小さな店で、もう今年で始めて30数年が経つかと思う。そう、もう何年か前、近くのライブハウスで、開店30周年の記念イベントをやったのだから。
 我は若いとき、吉祥寺も含めて中央線沿線をぶらついていて、その店のことは昔から知っていた。が、ひんぱんに行くようになったのは、この10数年のことで、好漢岡大介と出会い、近くに住んでいた彼がフィールドとして毎日のように通っていた関係上、我もその店によく顔出すようになった。

 そこはカウンターとテーブルが二つぐらいしかないごく小さな狭くて古びた感じの店で、そこで岡大介は、マイクなどPAシステムは一切使わず、その頃は生ギターと生歌で、来られた客を相手に彼のオリジナルフォークソングを高らかに歌いあげていたのだ。
 そして、その店で、我は他にも多くの素晴らしいシンガーやミュージシャンと出会い、しだいに我のフォークソング熱は高まっていった。やがてはマスターに頼み込んで我の推す親しいシンガーのライブを入れてもらったりとずいぶん無理なお願いもたびたびしてきた。

 マスターは、やっちゃんと皆が呼び、若い時からこの店を一人で始めた方で、音楽に造詣が深く彼自身もバンドをやったり、彼からいち早く我がまだ知らない素晴らしいシンガー、アーチストを紹介されたりと我も深く影響も受け、とてもお世話になってきた。そのハンサムかつ温厚な人柄を慕い通いつめる女性客も多かった。
 「店」ということに関しては、ここのみ亭は、我には、村瀬春樹氏兄弟がやっていた吉祥寺の「武蔵野火薬庫ぐゎらん堂」と並ぶほどの、とても大事な素晴らしい、他に比類のないスペースだと心底思っている。

 その「のみ亭」には我はたぶん昨年は一度も行けなかったかと思う。何度も繰り返し書いて来たが、去年は春先から我が母の容態が悪くなりその看護に追われて、母が死ぬまで、いや、秋に死んでから半年たつ今年の春まで、我は一切出かけることも誰とも会うこともできなかった。
 ようやく今年の春が過ぎ、北海道から師匠・鈴木翁二がまた来ることになって、またライブやりたいという師の急な以来に対して、即応じてくれるのは西荻のみ亭しか思いつかず久方ぶりに連絡したしだいであった。

 幸い店主のやっちゃんとはすぐ連絡とれたが、聞けば、昨年は入院手術して何ヵ月もずっと店を閉めていたとのことで、今もまだ体調が完全に戻っていないので、ライブの間だけは店は開けるけれど、終わったら即店は閉めるので、という条件で、翁二さんのライブは開催できた。
 そのとき久々に会い、彼がずいぶん痩せてしまったことと今もまだ体力戻らず体調苦しそうな様子に胸を痛めた。今も微熱が続き薬をのみつつ、生活のために日に数時間程度でも夕方から店は開けているのだと言う。体調を考えて夜9時には店は閉めるのだそうだ。


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