まだこちら側にいる喜び、有難さよ。
2015-01-19


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 よく、「死ぬかと思った」という言葉をきく。じっさいそうした体験集をまとめた本も出ている。まあ誰もが生きていれば一度ぐらいはそうした九死に一生的な怖い目に会うかとは思う。
 自分の場合、これまでの人生でかなりそうした体験が多く、まあ運が良いと言うべきか、愚かな事態を繰り返しつつも何とか無事に死なずに幸い生きている。しかし今回はかなり危なかった。そのときは必死になっているからあまりよくわかっていなかったが、今思い返してみるとまったく毎度ながら我は運が良かった、またも神のご加護があったとただ感謝するしかない。たとえ死にはせずとも事故って当然であった。

 昨日から山梨へ行ってきた。先日向こうではこちらが雨のとき雪になったようで、一般道には雪は全然ないのだが、道端とか路肩にはまだ集められた雪がところどころ残っていて、それは平地の話であって、ウチの古民家は須玉でも長野寄りの山間部にあるので日なたははともかくも畑も日陰もまだ一面雪が残って凍りついていた。
 それは覚悟していたし予想もして今回出掛けたのは、このところ借りている倉庫から大慌てで雑本や雑誌類をひたすら運び込んでいるので、向こうも玄関も含めてそれらを運び入れたままでどこも山積みになり収拾つかなくなってきたのでそれを整理する目的で行ったのだ。

 本当は動く本や雑誌、つまり、売れるものと商売的価値がなく処分するしかないものとを改めて分別していかねばならないのだが、それ以前に、今近くに借りている倉庫の撤収が最優先され、まずはきちんと場所決めて効率よく積み上げていかないことにはもうこれ以上新たに運び込めなくなってきている。むろんそこはかなり広いから場所はまだあるけれど、無駄にあちこち何部屋もそうした未整理の本類で埋めたくはない。そうした場所作り、整理整頓をする日もないと運び入れるばかりではまさにどこも足の踏み場もなくなってくる。

 今回は一人で、犬たち連れてウチの軽ワゴン車で行った。インターからの増冨に向かう街道筋は路肩に雪が残る程度で何も問題はなかったのだが、一般道から外れてウチの古民家のある集落へ行く裏道の、ところどころ山蔭になっている部分には雪がそのまま凍って道にへばりつきアイスバーン状になっていたのだ。
 その古民家は同行された方はご存知かと思うが昔戦国時代に山城があった小山の山麓に点在する集落の入り口にある。つまり山肌にへばりつくように登坂の細い道筋に昔ながらの農家、古民家が何軒かあり、ウチはその集落の下のほうに位置している。

 といってもそこに行くにも、街道からやや何度か坂道を登っていかねばならない。今回、まず街道からその裏道に入ったら日陰部分は一面雪がそのまま凍ってアイスリンクのようになっている箇所があり、ややハンドルをとられ軽くスリップしつつも何とかそこは乗り越えられた。時間は昼過ぎであった。
 ウチは急坂を登り切ってまたさらに車一台入る坂道を少し下った左側に位置している。幸い小道には雪はなく車はすぐ入れられた。むろん敷地内、庭先には一面雪がかちんかちんに凍って白く積もっていた。いつものように庭に車を入れた。が、じつはそこもその小道よりも一段低く坂になっていたことで後で大いに苦労するのである。

 クルマから荷物を下して家の中に運び入れて、時刻は夕刻、4時半頃であった。雪の上を吹く風は冷たく、外にいると上半身はともかく足が冷えて感覚がなくなってくる。
 まだ時間もあり、近くの温泉にでも入らないことにはこれでは体が冷えて眠れなくなる。その古民家には元からの風呂はあっても整備してなくて使えない。


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[古民家再活用プロジェクト]

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