「無能の人」から有能・有用の人へと
2013-12-31


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★2013年の大晦日の朝に誓う           アクセスランキング: 168位

 青い空の日である。雲一つなく晴れた青い空、大晦日の朝だ。寒いことは寒いが晴れて陽射しもあり風もなく爽やかで気持ちがいい。
 犬たちの散歩を終えてこれを記す。

 おかげさまで、黒犬ブラ彦の後ろ足脱臼も無事癒えた。先日の木曜日、包帯もとれてちょうど3週間で元通り歩けるようになった。まだややひょこひょこ足は引きづってはいるが、再度外れることなければ完治したと言えよう。ただ、一度こうなるとまた脱臼しやすいとのことだから無理させないよう飼い主が留意しなければならない。猫のキャラコさんのエリザベスカラーもとれた。

 大晦日ではあるが、ようやく今ほっと一息ついている。まだ大掃除も自分の年賀状も何一つしてはないが、相手のあること、お歳暮として贈るもの、届けるもの、支払いなどようやく昨日で全部終えた。年内のうちにと年の暮れ、ぎりぎりまで大忙しであった。
 今日はあと母を立川の病院へ、丸山ワクチンの接種で連れて行くのと、国立の友人宅へ先日のクリスマスライブの機材を返しに行く。あとは洗濯すませて、机周りだけ片づけて今年も終わりとなるだろう。もうお節なんてろくにつくらない。甥っ子が来たら雑煮だけ出すつもりでいる。

 先日の拙ブログのコメントにどこの誰かは知らないが、「頭悪そう」と書き込まれていた。まったく失礼である。頭悪そうなのではない。じっさいに悪いのだ。バカなのである。そう、そもそもトップページにはっきり記してあるではないか。バカを承知でこんなことを書き、こんなことをやっている。それがわからないほうが頭悪そーではないか。
 だいたい悧巧なやつはこんなことはしない。頭が悪いバカだから愚かにもこんなことをやっている。でもバカだからできるという自負もまたある。そのバカがバカなりにあれこれ考え試行錯誤して大騒ぎしている。その報告、同時進行的記録がこのブログなのであろう。

 今年を振り返ってみて気がつくことは今年ほどあれこれいろんなモノを買った年はなかった。映画塾用の大型液晶テレビに始まり、パソコンもウインドウズXPから8へ、商売道具の自転車も業務用のしっかりしたのを買い換えたし、その他、パソコンソフトからCDの盤面が焼けるプリンタまでともかく次々と買い続けた。メガネも安物だが、いくつも度の違うのをこしらえた。

 景気が良くなったとか、テキサスで石油王になった叔父さんが死んで遺産が転がり込んだというわけではない。古本稼業のほうは注文が減り続けAmazonから入ってくる収入は微々たるものだし、無頼庵運営だって金は出る一方なのだ。
 しかし、来年の消費税率アップを前に、ともかく今のうちに必要なものは全て買い揃えておこうと決めた。それらは「設備投資」を先行させたつもりで親をはじめあちこちから金を借りかき集めてそれらの支払いに充てた。
 近年一番金を使った年は2010年の、木馬亭でフォークロアセンター40周年記念コンサートをやった年で、その赤字とバロンのCD製作費合わせて100万近く消えてしまったことを思うとそれに次ぐ金使いの多い年であった。この数年の間爪に火を灯すようにちびちび溜めてきた貯金も底をついてしまった。しかし今は後悔は何もしていない。問題はそれらをいかに使いこなしていくかであって、ようやく今後に向けて準備が整ったと思える。

 老親や老犬、抱えているものもたくさんあるからどうせ旅行も行けやしないし、着るものも食べるものも自分は全く贅沢はしない。これからはじっくり腰を据えて自分なりのアート、作品作りにとりかかっていく。疲れたら山梨へ行き温泉に浸かってぼーとしてくる。向こうもスタジオとして整備して季節の良い間は作業できるようにしていく。ずいぶん時間がかかったがようやくそうしたことにとり組める環境ができた。


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