2021-02-17
どんな不満や疑義が゛あろうとかつては新聞の読者欄に投書するぐらいしかなかった人々の「声」は、今は誰でもSNSなどを使って、気軽に広く世界に発信できる。
それが集まり高まれば、為政者、権力を持つ者たちも無視できなくなる。さすればもしかしたら世界は変わっていくかもしれないではないか。
我も「神」に対してすら日々声を上げている。「神様、これ以上私に苦難を与えないでください。救い、お助け下さい」と。
むろん返事は返らない。神は沈黙したままだ。だが、祈りとは、信仰とは、そうした語りかけ、天を仰ぎ見、声を上げていくことなのである。
だからこそ人は、まずこの悲惨で矛盾に満ちた現実に向き合い、声を上げていくこと、異議申し立てをしていくことからだ。
おかしなことはおかしい、真っ当なことをしてくれと。そうした思いが世界を変えていく。
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